Javaって聞いたことあるけど、どういう言語なの?
Javaと似たような言葉でJavascriptもあるけど何が違うの?
こちらの記事では、「Java」について解説します。プログラミング言語として非常に人気の高い「Java」とはどのようなものなのか、また名前が似ている「JavaScript」とは何が違うのかについても説明していきます。
Javaとは
Javaは、非常に人気のあるプログラミング言語の一つです。Googleが採用しているGoogle三大言語の一つ(Java、C++、Python)としても広く知られています。Javaの魅力の一つは、その汎用性にあり、基本的にどんな環境でも動作することができます。JavaはWebアプリケーションやWeb開発など、さまざまな用途で利用されており、楽天市場やスーモなど、多くの有名なアプリケーションでも採用されています。
Javaの大きな特徴の一つは、「JVM(Java Virtual Machine:Java仮想マシン)」で動作することです。JVMは、Javaプログラムを実行するための仮想環境であり、これにより異なるOS(Mac、Windows、Linuxなど)でもJavaプログラムを動かすことができます。この特徴がJavaの人気の一因です。また、Javaはオブジェクト指向を採用しているため、プログラムの「独立性」「再利用性」「拡張性」が高く、効率的な開発やメンテナンスが可能です。
JVMとは
JVMは、Javaプログラムを実行するための環境を提供します。Javaのコードは、まず「バイトコード」と呼ばれる中間コードにコンパイルされます。このバイトコードをJVMが解釈し、実行することで、Javaプログラムは様々な環境で動作することができます。
JVMを例えると
JVMを「翻訳者」に例えると以下のように説明できます。
状況:あなたが英語を話し、フランス語しか話せない友達と会話をしたいとします。しかし、お互いの言語を直接理解することはできません。
JVMの役割:ここで、英語とフランス語の両方を理解する「翻訳者」が登場します。この翻訳者は、あなたが話す英語をフランス語に訳し、友達が理解できるようにします。また、友達のフランス語の話を英語に訳して、あなたが理解できるようにします。
例えの結論:JVMはこの「翻訳者」の役割を果たします。Javaプログラムは「バイトコード」という中間言語にコンパイルされ、JVMがこのバイトコードを実行することで、異なるコンピュータ環境(Windows、Mac、Linuxなど)で同じプログラムが動作するようになります。JVMは、異なる環境間の「翻訳」を行うことで、プログラムの移植性を確保しています。
Javascriptとの違い
- 用途の違い
Javascriptとは、主にWebサイトの動的コンテンツを実現するために使用されるプログラミング言語です。画像のスライドショーやポップアップウィンドウなどざまざまな機能の実装に用いられています。
Javaは、主にバックエンドシステムやエンタープライズシステムで使われることが多く、Webアプリケーションのサーバーサイド開発やモバイルアプリに適しています。
- 構文の違い
文字を出力するのに記述するコードにも違いがあります。以下の例では「Hello,World!」を出力したコードです。
Javascript
console.log("Hello, World!");
Java
public class HelloWorld {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello, World!");
}
}
まとめ
Java言語はプログラミング言語の中でも人気の言語になります。勉強で覚えるのはとても時間がかかって大変なことですが、Javaを覚えてしまえば仕事には困らないと思います。一緒に頑張りましょう!