オブジェクト指向

プログラミング

オブジェクト指向とは


オブジェクト指向とは、処理を独立した部品(オブジェクト)に分け、それらを組み合わせて一つのプログラムを構築する考え方です。最初はこの考え方が難しく感じるかもしれません。私自身も理解するのに3ヶ月以上かかりました。そこで、具体的な例を用いて説明します。

車の例

車には以下のような主要な部品があります:

1. エンジン

  機能: 馬力

  脳力: エンジンを始動・停止する

2. タイヤ

  機能: サイズ

  能力: 回転する、停止する

3. ステアリング

  機能: タイプ

  能力: 方向を変える

これらの部品は独立して存在し、それぞれを組み合わせることで「車」という全体のプログラムが完成します。

なぜ部品は独立しているのか

もし「車」というプログラムにすべての部品の処理を一体化させて書いてしまうと、例えばエンジンに変更があった場合、その変更を全体のプログラムから探し出して修正する必要があります。これは非常に時間がかかり、他の部品にも影響を及ぼす可能性があります。

しかし、部品を独立させることで、例えばエンジンに変更があった場合でも、エンジンの部品のみを修正すればよく、他の部品や全体のプログラムに影響を与えません。これにより、探す手間や修正にかかる工数が大幅に削減されます。

このように、オブジェクト指向の考え方は部品を独立させて管理することで、プログラムのメンテナンス性や拡張性を高めるものです。実際にプログラムを書く際にも、この考え方を取り入れることで、開発や保守が容易になります。

まとめ


オブジェクト指向はプログラミングを学習する上で必要な考え方なので最初に取り上げました。最初は慣れない部分もあるかと思いますが一緒に頑張りましょう。

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